「都条例改正案」シンポジウムについて (その2)

はい。と、いうわけであらためて。
正直整理ついてませんが・・・まぁともかく思うことを
つらつらと。
あくまで個人的感想多目なレポートですので、
ニュアンスおかしな ところもあるかと思います。
内容もはしょってます。
ですので、なるべく他の方のご意見なども見た上で
ご判断下さい。

まず。シンポジウムを聞いて。正直、不安が増しました。

まぁ、シンポの内容が
「コレ通しちゃったら大変なことに・・」
「まもなく採決で、とにかく時間が無い」ってのが大半
ですから。
気もあせりますしね。まぁそれはそれとして・・

・・あの、そろそろいい加減、石原都知事の「太陽の〜」
あたりを 引っ張り出して皮肉ったり攻撃したりするのは
辞めません?
その程度のことしか言えない人が、反対派の議員さんだと
思うと ・・・・
(あ、そんな話ばかりではなかったですよ?念のため。)
・・・

その点、賛成派の議員さんのお話はねー、
実に堂々としてて。
この人が、規制対象の線引きする立場になるんなら、
賛成しても いいかも、と、ちょっと思っちゃう
くらいでした。

・・・でも。やっぱり規制には反対しますよ。
理由はいくつかあります。

・現行法/条例などで充分だと思うので。
 強化する必要があるのは・・実在の青少年そのものに
 対する 犯罪行為に対する罰則とか、被害者へのケア
 についてのことだよね。

・今回の改正案では。あえて「マンガヤアニメ」と
 限定して。
 (ノンフィクションものもあろうけども)架空の世界
 での 性犯罪や、「現在では」おおっぴらには認められ
 てない近親相姦などを裁こうってなものなわけだ。

 一応どのへんを「強調したり賞賛したり」してる場合
 って感じの補足もあるのだけど・・・
 それを判断する人が、そもそもどういう 嗜好で、
 どの程度客観的な、慎重な判断ができる人なのか・・
 「性器が無修正で描かれてる・・×」とか判り易い
 判断ができるような話じゃないからね。
 より一層、判断が人によって変わっちゃう 恐れが
 ・・・・。
 ていうか、そもそもそれって都の仕事なのですか?

・あとはまぁ、単純な話。一度規制されたら、厳しく
 なることは あっても、緩むことは無いからね。
 今回は性犯罪が軸になってますが・・次はBLとか、
 レズものとか・・ あるいは、暴力表現だったり、
 政治批判だったり・・・ そういうのの規制が、
 こっそり追加されちゃうかもしれないのですよ。

てな感じで。
それじゃあ・・・・今のままでほんとに良いのか?
現行の法やら条例、業界や個人の自主規制とか、
ゾーニングで 問題無いのか?
というところをね。考えて見ましょう。

先日までは、
「改正案は反対。でもゾーニングはある程度必要」
って言ってました。
まぁそこも根本は変わってないんだけども・・
・・でもこのゾーニングをね?
都条例で規定しろって事では無いんですよ?

あくまでするのは、業界団体ないしはイベント主催、
あるいは個人でなければ。
・・て書き方だと、改正案にある「自主規制」と
おんなじじゃぁねぇかって話なのだけども・・・
そこに「都の指導」とかの介入はいらんって事なのよ。

もちろん、局部修正の細かい指示なんかも、
都の仕事では無い から。
・・ゾーニングとはちと違う話だけど。

−−−と、いうところまで書いて寝落ちしたのが
昨日の晩。
のちほど、もすこし考えてから、続き書こうと
思います。